チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ vegan ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。 畜産のひどい実態を知り、ヴィーガンになりました。主に、動物問題について書き記します。

チロ・ツグミ・メリー

初めまして、キリです。

うちには、愛猫が2匹、愛犬が1匹います。

 

まずは、チロくん。

 

次に、ツグミちゃん。

 

そして、メリーちゃんです。

生体販売反対なので、すべて保護猫、保護犬です。

 

 

チロくんは、元野良猫です。

 

チロくんの前には、ミーちゃんという子を1匹だけ飼っていました。

 

ミーは2015年に糖尿病を患って、それを機に体がどんどん弱っていき、

2016年3月頃にはもう歩くことすら困難な状態になりました。

 

そんな頃に、チロくんは我が家に顔を出すようになりました。

初めの頃はこの写真のように、毛は整っていて色も綺麗でした。

しかも、人懐っこい。

捨てられたか、迷い猫だったかどちらかだと思われます。

 

ミーは小さい頃から1匹で育てたためか、他猫がとにかくダメでした。

 

かなり前に、家に入りたがっていた野良猫を入れてあげたのですが

ミーはとにかく嫌がりました。

 

ミーにすごく歩み寄る子で、ミーを立てて頑張ってくれる子でした。

この子でダメだったら、もうダメだ、というくらい良い子でしたが、それでもダメでした。

 

チロくんは元飼い猫だったためか、家に入りたがっていましたが、

ミーが嫌がるため、チロくんを家に入れるわけにはいきませんでした。

 

しかし、チロくんは日が経つにつれ、毛が汚れ、弱っていくのが見て取れました。

そして とある日、前脚に大けがを負っていたのです。

このまま放っておいては、運悪ければ死んでしまうかもしれないという状況でした。

 

ミーが永眠したのは、偶然にもその時だったのです。

 

ミーの死をきっかけに、まよっていたチロくんの保護を決意。

うちの愛猫となったのです。

 

すぐさま、動物病院へ行き、前脚の治療をしてもらいました。

猫同士で喧嘩したのでしょう。

かなり傷が深く、治療中は、血が奥からあふれ出ていました。

無事、数週間で完治しました。

 

 

ツグミは子猫の頃に、保護団体の方から譲渡していただきました。

写真は、我が家にきて、すぐのツグちゃんです。

この頃、生後1か月だったそうです。

 

前猫のミーちゃんは、小さい頃から1匹で育てたためか、他猫がとにかくダメでした。

なので、次の子を飼うときは、はじめから2匹飼うと決めていました。

 

狙い通りなのか,結局 性格によりけりなのかは分かりませんが

ツグちゃんは子猫の頃からチロくんと一緒にいましたので、他猫が苦手とかそういうことはありません。

 

ただ 最近は、倦怠期の夫婦みたいに距離感あるけど・・・(^_^;)

ちなみにチロくんは、他猫に優しいことは確認して保護しましたので、チロくん側は上手くやってくれるだろうと最初から思っていました。

 

2匹目については、ミーがメスだったこともあり、メスの子を希望しました。

 

で、里親募集サイトを見回っていて、たまたま同じ県内で、子猫、メスで里親募集の子を見つけました。

写真なしでしたが、見た目とかは特に気にしませんので、早速応募。

 

何人か、応募があったらしいですが、応募が早かったのか、我が家にツグちゃんを譲渡していただけることとなりました。

 

団体の方のご提案で、最初はお持ちいただいた箱の中に、においのしみついたタオルを入れて、そこで過ごしてもらうことにしました。

 

ところがツグちゃんは、好奇心旺盛でウロウロ。

 

目を放すと、こんな隅っこにいって、迷子になりそうでした。

 

私のような大きなおっさんを見ても特に怖がることもなく、1日目から私の横で一緒に寝ていました。

 

今はすっかり大きくなっています。

 

 

メリーも保護団体の方から譲渡していただきました。

犬種のこだわりも、見た目のこだわりも一切ありませんので、団体の方からオススメいただい子を引き取りました。

 

メリーは、8歳までブリーダーに利用され続けた元繁殖犬です。

 

メリーは、歯がすべてありません。

顎も少し溶けています。

最低限の食事だけ与えられ、不衛生な水を飲まされ、栄養を子供に持っていかれてしまったためでしょう。

 

そのため、メリーはおもちゃを上手にくわることができず、ポロポロ落とします。

落としたのを、自分で追いかけて、くわえて、ポロっと落として、また自分で追いかけて・・・という遊びを1人で繰り返します。

 

現在、完治しましたが、保護当初は外耳炎でした。

かなり痛かったようで、耳を触っただけで鳴き叫んでいました。

画像のように耳がめくれるまで、1時間くらいかかりました。

そんなに痛い状態になっても、ブリーダーは治療せず、引退まで放置していたのです。

 

さらにメリーは、口腔鼻腔瘻(こうくうびくうろう)です。

歯周病が進むことによって、歯肉の中の骨が溶け、鼻と口がつながってしまった状態を言います。

ブリーダーが歯のケアを行ってこなかったため、歯をすべて失っただけでなく、鼻と口がつながってしまったのです。

 

さらに、食糞もします。

トイアグレッシブ、フードアグレッシブです。

 

さらに、メリーは頻繁に咳をします。

特に、興奮した時にしやすいのですが、始まると5~6回にわたって咳をし、最後は必ず人間がタンを吐くような感じで終わります。

獣医さんによると、これは気管が変形している(気管虚脱)ことが考えられるとのことです。

トイプードルなどの小型犬によく見られる症状で、遺伝が関係していると考えられています。

 

さらに、アトピー持ちのため、足先が赤くなり、痒いようでよく足先を舐めています。

軽減させるため、毎日足先を洗っています。

アトピーは、トイプードルによく見られる症状です。

 

さらに、膝蓋骨脱臼のグレード2です。

脱臼すると、激しく痛むようで鳴き叫びます。

かなり気をつけているので今は滅多になりませんが、やはり完璧に0にするのは難しいです。

膝蓋骨脱臼も、トイプードルによく見られる症状です。

 

生体販売業界が外見だけに注目した犬種を維持していく限り、これらのような犬種特有の遺伝病は今後も引き継がれていきます。

 

さらに、メリーは親指と尻尾が切り取られています。

 

 

ブリーダーは、子犬を販売する際、犬種標準などを理由に、親指や尻尾を切りとることがあります。

 

つまり、メリーは子犬の時に、販売されていた、と考えられます。

そして売れ残ったため、繁殖犬として利用されたのでしょう。

 

これだけ人間に利用されてきたにも関わらず、メリーは決して人間嫌いではありません。

 

散歩のときに、人間を見かけると寄っていきます。

 

 

 

以上、我が家の家族の紹介でした。