チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ vegan ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。 畜産のひどい実態を知り、ヴィーガンになりました。主に、動物問題について書き記します。

毛皮の生産方法

毛皮は、コート、バッグ、絨毯など、様々な物に使われています。

 

この記事では、毛皮の生産の実態を書きます。

毛皮を購入される方は、しっかりご覧ください。

 

 

毛皮は副産物しかないと思い込んでいる人が多いようですが、

毛皮のためだけに繁殖させられ、飼育され、殺される命は数多くあります。

 

以下は、リトアニアの毛皮農場の映像です。

 

この農場では、ミンクが毛皮のためだけに繁殖され、飼育され、殺されています。

 

 

ミンクたちは生まれたその日から、非常に汚く狭いケージで飼育され、

 

 

 


ゴミのような臭い餌を与えられています。

 


ケージの下は糞尿の山、糞尿のプールが出来上がる劣悪な環境です。

 


ケージに閉じ込められたミンクたちは、劣悪な環境にストレスが溜まり、

 


そのストレスは、仲間を攻撃するという行為に発展します。

 

 

 


このような農場が、怪我をしたミンクの治療を行うはずもなく、

 

日を経つごとに症状は重くなっていきます。


そして 長く苦しんだ後、最後には死亡します。

 

 


以下は、その遺体を他のミンクが食べている様子です。


生きたまま食われるミンクもいます。

劣悪な環境がミンクたちを狂わせています。

 

以下は、フィンランドの毛皮農場の映像です。

 

これは何の動物か分かりますか?

 

これはキツネなんです。


こちらは通常のキツネ。

農場のキツネが凄まじく太らされているのが分かると思います。


野生では3kg~5kgしかない体重が、

このフィンランドの農場のキツネたちは 平均体重19.4kgもあり、モンスターフォックスと呼ばれています。


この農場は、

少しでも表面積を広くして、少しでも多くの毛皮を取って、少しでも多くの利益を得ようと、

キツネを意図的に肥満にさせているのです。



この農場でも、もちろん毛皮のためだけにキツネは繁殖させられ、狭い場所で飼育され、殺されます。

フィンランドのモンスターフォックス、苦しみ続く

 

毛皮は、生えてきた動物たちの毛を、ハサミでチョキチョキ切ったり、バリカンで優しく剃って、取っているわけではありません。

 

中国などでは、頭を殴られ、手と足を切られ、生きたまま皮膚ごとはがされます。

毛皮は、文字通り、毛と皮なのです。

 

即死ではなく、その後5分~10分生き続けたのちに絶命する子もいます。

 

毛皮は副産物だとか、あますことなくいただくとか、毛皮がオシャレだとか、ファッションだとか、今後も買うという人は、

以下の生きたまま毛皮を剝がされる4つの映像をしっかりご覧ください。

 

いっそ死んだほうがこの痛みから解放される

 

人間は動物の皮を裂いて体を暖かく保ちます

 

需要があるから成り立つ商売

 

半殺しの状態で何度も首や顔を踏みつけ、血を吐くまで苦しめる

 

犬が生きたまま皮を剥がされています

 

 

以下は、はがされた後、立ち上がり歩いている動画。

 
 
 
 
 
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毛皮購入者は、を押して動画をしっかりご覧ください。

 

 

感電させて殺してから、皮をはぐこともあります。

 

口に鉄棒を無理やりくわえさせ、もう一本の鉄棒をお尻に突き刺し、感電させます。

毛皮のための殺害 残酷な殺し方

 

筋肉が収縮し、心臓発作と同じ状況になり同時に呼吸麻痺に陥り死亡します。

 

 

二酸化炭素ガスで窒息死させられてから、殺されることもあります。

上記は犬猫の二酸化炭素ガスによる殺処分動画ですが、苦しんで死んでいくのは言うまでもないでしょう。

 

 

毛皮をはいだ後の遺体は、ゴミとして廃棄されます。

 



また、野生動物を罠にかけて、捕らえ、毛皮を取ることもあります。

 

鋭い歯が手足に食い込むトラバサミやくくり罠などにかかった動物たちは、何とか逃げようと、自分の手足を食いちぎったりもします。

毛皮のこと


動物たちは罠にかかった状態で長時間放置され、その間に衰弱して死に至ったり、罠を確認に来たハンターによって踏み殺されたり、殴り殺されます。

foranimalsjapan

以下は、罠にかかったコヨーテが、ハンターに銃で打たれ、殺される映像です。

 

罠にかかって数時間動けないため、やむをえず、自分の手足を食いちぎって罠を逃れる動物もいます。

 

 

ミンク、ウサギ、タヌキ、キツネ、コヨーテなどが毛皮にされていますが、皆さんが好きであろう犬や猫も毛皮にされています。

 

 

また、水族館などで人気のアザラシも毛皮にされています。

カナダの残酷なアザラシ猟が解禁 犠牲になる98%が無防備な赤ちゃん


カナダでは、毎年、毛皮、肉、性器を奪い取るために、アザラシ猟が行われ、

銃で撃たれる、殴られるなどして、毎年40万頭のアザラシが殺されています。

 

子どもの毛皮の方がより価値が高いとされており、殺されるうちの98%が生後三か月以下の子どもです。

 

まだ意識のあるアザラシをフックに引っ掛けて引きずったり、

意識のある状態で皮を剥がされるなど、残酷な方法で殺されることもあります。

 

42%のアザラシが意識がある状態で殺されていることも分かっています。

 

こちらが、実際にアザラシが殺されるところを映した動画です。

 

棍棒のようなもので、殴られるアザラシ。


同様に、切り刻まれても死にきれず、ジタバタもがくアザラシ。

 

銃で撃たれ、傷を負いながら、懸命に氷山の隙間に逃げ込むアザラシ。

 

このような残虐な方法で取られたのが、アザラシの毛皮なのです。

 

PETA



これが毛皮の生産です。

 

質の良い毛皮を、大量に、安く、いつでも、どこでも手に入れたい、という需要に応えるために、生産者は、動物達を虐殺し続けています。

 

「虐待は反対! でも安くしてほしいし、いつでも手に入るようにしてほしい。」

そんなことはありえません。

 

毛皮を買う以上は、「動物達から暴力的に奪ってください。」と、誰かに頼んでいるのと同じことです。

 

 

日本に毛皮農場はありませんので、日本にある毛皮はすべて輸入されたものです。

輸入量は減少してきたものの、いまだ約49万頭以上もの動物たちが、日本人が着飾る毛皮のために犠牲になっています。

 

 

世界では毛皮は廃止の方向へ向かっていますが、日本は毛皮産業を振興するべく、毛皮産業の事業者に補助金を出しています。

 

皆さんが毛皮を購入する限り、毛皮反対の意思を示さない限り、この暴力産業はなくなることはありません。

 

毛皮など生きていく上で、全く必要ありません。

購入しないようにしてください。

 

ファーコートなどの露骨な毛皮使用品以外にも、色々な物に一部分だけつけられていることもあります。

そういった物にも注意を払ってください。

 

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